最新!ひなまつりのススメ~雛人形の準備から片づけまで、これを見れば丸わかり~

ひなまつりのススメ 3月

ひなまつりの準備って、実際に自分で1から始めるとなると、迷うとこ、悩むところがありますよね。

そこで、ひなまつりを楽しむためのススメとして、最初から最後まで、お雛様の準備、選び方、片づけ方など、全体的な流れを解説をしていきます!

・雛人形の準備

一番初めにすることは、雛人形の購入・準備ですが、その為にいくつかの知識を持っていると、選びやすくなるので説明しますね。

種類

まず、雛人形には、種類があることを知っていますか?

簡単に説明すると、4つくらいに分けることができるのですが、デザインやスペースなどによって購入する物は変わるので、なんとなく、こういった種類があるんだ、と知っておくだけで大丈夫です。

段数で決める 三段、五段、七段飾り、など、段数が増えるたびに、豪華に、大きくなっていきます。

人数で決める 親王飾り(お内裏様とお雛様のみで構成される)、五人、十人飾りと、数が増えるたびにスペースが必要になりますが、台や雛人形のサイズによって全体の大きさが変わるため、人数が多くてもコンパクトにすむ場合があります。 

引用元:https://www.daijiro.co.jp/SHOP/203301.html

収納飾り 飾り台と呼ばれる、雛人形の下の台の部分に収納スペースがあり、その中に道具や雛人形等が入れられます。

収納飾り
引用元:https://www.kyougyoku.co.jp/SHOP/hs0199.html

ケース飾り 外側にガラスやアクリルケースがついていて、中に雛人形が固定されているため、自分で作ったり、出す手間が必要ありません

引用元:https://www.hinakoubou.jp/product/p83317

購入先

購入先は、2つあります。

  1. 専門店:伝統的な雛人形を取り扱っている専門店で購入ができます。例 久月人形の永光
    最近では、オンラインショップを持っている所や、オンラインショップのみのお店もあります。
  2. オンラインマーケット:便利なオンラインマーケットでも多くの種類の雛人形が購入できます。
    こういった、下のやつですね

オンラインマーケットは便利ですが、専門店や現地店舗でしか購入できないものや、それなりの品質や品揃えがある場合もあるので、実際にいってみたり、専門ショップをいくつか覗いてみるのも、とても楽しいと思います。

購入ポイント

購入の際、雛人形を選ぶポイントは3つあります

  1. 予算:予算の範囲内で見つけることがベストです。
  2. サイズ:自分の家のスペースと、雛人形のサイズを確認してください。
  3. デザイン:自分の好み、インテリアとしての印象、家に置いた時のバランス等を考えてみましょう。この後、少し詳しく解説します。

デザイン

雛人形のデザインは、とても重要です。最近は特に多様な雛人形が出てきているので、5つのポイントから、軽くご紹介します。

・伝統的なデザイン

子どもの頃によくみた、とてもベーシックなデザインです。落ち着くような、神々しいような、日本人形らしさ、文化をとても感じますね。専門店での取り扱いが多いと思います。

・可愛い雛人形

ピンク、桃色や白などのふんわりとした色が中心で、動物をモチーフにしていたり、ドレスをきたお姫様、などのデザインもあります。

・おしゃれな雛人形

インテリアに馴染むような、モダンなデザインや、和室、洋室に合ったデザイン、などインテリアに相性のいいおしゃれなデザインです。

・SNSで人気な雛人形

選ぶ時のポイントとして、人気、トレンドである、というのも1つのポイントです。人気のブランドデザインがあり、SNSで流行っているものもあります。

・手作り雛人形

手作りで雛人形を作ることができます。それは自分で探してでも出来ますし、手作りキットがあるため、それを用いることもできます。自分で作るのも、誰かと楽しむこともできるので、とても楽しい準備期間となりますね。

購入した後の注意になりますが、もし雛人形が専用の箱に入っていた場合、雛人形を片付ける時には購入した時に入っていた箱に保管するのがベストです。できれば捨てずに、またそれを使って保管しましょう。段ボールは捨てます。

・食事の準備

ひなまつりでは、伝統的な料理やお菓子を食べて楽しみます。
そのための食材や、食器、お菓子を購入して準備しましょう。

料理ちらし寿司、はまぐりのお吸い物、甘酒や白酒

お菓子ひなあられ、菱餅(ひしもち)、桜餅

・飾る時期、片付ける時期

飾る日の目安としては、節分が終わった後、2月下旬くらいまでに。前日などは避けた方がいい、という風潮があります。

片付ける時期は、3月3日が終わってすぐ、という感じです。
理由としては、お嫁に行き遅れるから、などは聞いたことがありますよね。

どちらも明確な決まりではないそうなので、自分のペースで慌てずにいきましょう。

・飾り付け

雛人形を準備できたら、飾り付けていきましょう。

まずは、家やスペースを掃除して、そこに雛人形を置いていきます。

・雛人形の飾り場所としては、人目につくような場所がいいですね。

とくに方角などの指定があるわけでもないので、全体的なバランスをみて、お好みで飾り付けましょう。

台の所に布を敷いたり、周りを他の雑貨で飾り付けたり、お供えの食べ物や照明を置く場所を考えたり、といろいろ工夫できるところがあるので、こだわる人にとっては、センスが光る問題ですね。

蛇足ですが、私の家では七段の雛人形だったので、下の段の人形達をギュッと、中心によせて、まわりに食べ物や飲み物、家族や子どもがつくった手作りお雛様、写真なども置いていたことがあります。
こう見ると、かなりごちゃっとしてますね。

雛人形の飾り方・並べ方は、住んでいる地域や、商品によって様々です。

詳しい並べ方については、それぞれの商品にあった方法を調べてみてください。

基本的には、上段から並べていきます。下から並べると、ぶつかってしまったり、上から落ちた物が巻き込まれた時に被害が広がる可能性があるからです。

一段目:お内裏様(男難)お雛様(女難)刀やしゃく、扇を持っている。
二段目:三人官女(さんにんかんじょ) 女難の身の回りの世話をする人。
真ん中に、一人だけのポーズの官女、両端に、二人同じポーズの官女を置く。 
三宝と呼ばれる、銚子ちょうし、嶋台などを持っている。
三段目五人囃子ごにんばやし 演奏している子どもたち。右からうたい(扇)、ふえ小鼓こづつみ大鼓おおづつみ太鼓たいこをもつように、置く。右から左に行くほど音が大きくなっていくように。
四段目:随身(ずいしん) 護衛をする人達。
右側に、老人の左大臣、左側に、若者の右大臣。弓・矢を持っている。菱餅、お膳を置く。
五段目:仕丁(じちょう、してい)・三人上戸(さんにんじょうご)雑用の係たち。
泣き、笑い、怒りの顔をしていて、ほうきなどの掃除道具を持っている。
六段目:嫁入り道具を置く。
七段目:お輿入れ道具を置く。右から順に、御所車ごしょぐるま(牛車)、重箱じゅうばこ御駕篭おかごを置いていく。

ちなみに、私の地域ではお内裏様が左、お雛様が右、だったのですが、皆さんの住んでいる所はどうでしょう?
なんとなく、イメージが固定されているので、そこから違うの?と驚きです。

・三月三日

前日までに準備した物で、食事を楽しみましょう!
友達とちょっとしたパーティーをしてもいいですし、一人静かに過ごすのもいいですね。

・片付け、お手入れ、保管の方法

商品によって様々で、繊細な物もあるので、なるべく調べることをオススメします。
細かいお手入れ方法、しまい方などがあるので。

・天気が晴れていて、空気が乾燥した日に行う。

・直接素手では触らずに、布手袋などを使う。

・ほこりがついている場合もあるので、しまう前に羽帚や、柔らかい布で優しく落とす。

・雛人形の頭(顔)を、白紙などの柔らかい紙で包む。面紙、と言うらしいです。
わたしの家でも、片付けるときに、一個一個、紙?布?でカバーします。
やり方や素材は色々ですが、一番簡単な方法は、ティッシュペーパーを使うことです。顔にふんわり首のとこまで巻いて、セロテープで止めるといいそうです。

・雛人形専用の防虫剤を使用する。その際、使用方法をよく読み、入れすぎに注意する。入れるときは、雛人形に直接当たらないように入れる。他商品との併用は避ける。洗剤と一緒?です。

・保管場所としては、湿度が高すぎたり、乾燥しすぎている場所は避け、通気性の良い場所に保管する。また、雛人形は購入した時に入っていた箱に保存し、ビニール・プラスチックなどは避ける。
もしなければ、雛人形専用の収納箱などもあるので、そちらを使う。

・天気が良くて乾燥している九月〜十月ころ、直射日光が当たらないように注意して、人形の虫干し、風をあてる。虫干しの後は、はたきなどでほこりを払ってから片付ける。

・まとめ

駆け足での説明でしたが、いかがでしたでしょうか?

今回は、ひなまつりの準備から片づけまでを解説しました。

実はわたし、今年お雛様を出そうか迷っていたのですが、折角記事を書いたので、頑張って出そうと思います。雛人形出すの、ちょっとだけ大変ですよね。

お役に立てれば嬉しいです。

参考文献
吉徳 原考州 倉片人形 Prefer 安藤人形店 ふらここコラム 味岡人形 Daishin

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