うちの猫、しろと言います。
実はしろは元野良猫で、拾ってから1年くらい経過しました。
当時は触ることも難しく、引っ掻かれることもありましたが、今は触っているともっと撫でて、と喜ぶくらいです。
さて、そんなシロですが、触れるようになったことで、見れるようになった場所があります。それは、口です。
元々口が少し匂っていたり、涙や体液が赤かったり、もう一匹いる猫とは違う部分はありましたが、調べてもよくわからず、また触ることがあまりできなかったため中の様子をみることも出来ず、最近までこの状態が続いていました。
口の中を見てみると、牙?犬歯が下の歯茎のところに当たっているように見えて、その部分の色が黒っぽくなっているような気がしました。
猫の口内はこんなものなのかもしれませんが、分からなかったため、またよく出る赤い涙のことも気になり病院にいきました。
実は、話しは変わりますが以前行った病院の対応が良くなかったため、初めての病院でした!
今回も同じような対応だったらどうしよう、と少しドキドキ。
そこで知ったのは、抜歯をしなければいけない、ということでした。
先生がおっしゃるには、犬歯?が歯茎に当たってしまい腫れているような状態らしく、かなり痛かったのでは、という事で、もっと早く病院に行っていれば、と後悔しました。
そもそも最初に行った病院の先生は、2、3回通院したので見ているはずなのに、何故になんにも言わなかったの?とやっぱり不審に思いますし、年齢も2、3歳くらいだと言われていたのに、新しい病院で言われたのは4、5歳くらいのようで、かなり歳が違いました。
歯の成長?汚れ具合からだいたいわかるようで、かなり確実だそうです。
後から発覚する誤診や不備の多さに、動物病院といえど、良い所と悪い所があるので、皆様も気を付けてください。
少しでも気になることがあれば、病院を変えてみるのも、必要なことです。何かあってからでは遅いので。
さて、血液をとって検査をして、いざ抜歯の日です。(貴重なシーンなので、動画をとりました笑)
抜歯を終えた猫を迎えに行くと、くたっとしていました。
麻酔が切れていないようなので、当たり前ですね。このくたっと感も可愛かったです。
それでもこれで口が痛くなくなるようなら、安心です。
血の付いた歯が2本、ジップロックに入っていました。抜いた歯を見せられると思っていなかったのでびっくりしました。こんなものなんですかね?
行きの車の中ではたくさん鳴いていたしろですが、帰りの車の中ではとても大人しく、心配になるくらいでした。
家に帰った後は、寒いみたいでヒーター目の前で丸くなって寝ていました。
また、目と首に違和感があるようで、名前を呼ぶと目を閉じたまま、呼ばれた方向に首を少し動かす、といった様子でした。
ご飯もまだ食べれないようで、ウェットフードがなかったため、カリカリのごはんをふやかしてあげましたが、食べませんでした。
チュールは食べたので、その日はチュールのみの食事となってしまいました。
次の日になると、少しずつ動くようになりました。
いつもはあまり鳴かない猫なのに、よく鳴き、いつもは行かない部屋に頻繁に行ったり、と様子のおかしい部分はありましたが、まだ2日目なので、少しテンションがあがっているのだろう、とそういう日でした。
ご飯も少しずつ食べているようで、朝は食べませんでしたが、昼や夜になるとちょっとずつ普通のごはんも食べていて、ようやく安心しました。
3日目になるとすっかり元気になって、ご飯も食べるし、よく動く、健康なしろに戻りました。
その後の経過としては、あまり鳴かない猫でしたが、以前よりは鳴くことが多くなりました。自己主張しているように感じ、それにかわいいので嬉しい変化です。
また、口臭がよくなり、以前ほど匂うこともなくなったので、効果をよく感じました。
ちなみにですが、赤い涙、というのは体質的なようで、目薬を指していれば目ヤニもたまりにくく、涙も出にくくなるので対処法を続けていくしかないようです。
ゲージなど周囲がかなり汚れるので、どうにかなるならありがたかったのですが、体質ならしょうがないです。
かかった料金は、歯を2本の抜歯と、歯垢をとっていただいて、2万円いかないくらいでした。予想していた金額より安く、また対応もとてもよい動物病院だったので、満足です。
以上、うちのねこ抜歯記録でした!